トップページ > おこたこ特派員 第六弾

今回訪れたのは、おこたこ協同組合の理事長が経営をされている
昭和28年創業の大阪ぼてぢゅう。
大阪風お好み焼きのスタンダードとして知られるマヨネーズとからしの味付けは、
ぼてぢゅうが考案されたと紹介されている歴史あるお好み焼チェーン店だ。

調理をするにあたって焼く、蒸す、炊く、ボイルするなどがあって、その中のひとつに低温蒸しという調理方法があることをまず最初に理事長が教えてくださいました。
50℃の蒸気で食材を洗う真空調理法。
生との違いは、野菜はシャキシャキ感と甘みが増し、肉は余分な脂を落とし、旨味を凝縮する。しかも、長持ちするなどなど・・・。いいことづくめ!!!
どうやらその低温蒸し50℃洗いを取り入れた豚玉こそがぼてぢゅう匠をこらしたスペシャル豚玉のようだ。※1日20食限定

この時、「凄い!初めて聞きました。」と驚きと感心から田中社長は熱心にこの調理法について聞き入っていました。

創業以来一貫して同じ製法で作られているオリジナルソースは、原料を吟味して作られたソースをさらに40日間寝かせて熟成させ、 上澄みと澱に分離させて完成させる。手間隙を掛けて作られるソースだと教えてくださいました。
その手間隙掛けてつくられた4種類のソースはどれも深みがあって美味しく、こだわりを感じとることができました。

ここで、理事長自らたまごを割りスペシャル豚玉を作りだす。目の前で繰り広げられるテコさばきは流石で、田中社長も「凄い!」と感心するほどである。




完成したスペシャル豚玉をみんなで試食。
「美味しい!」 ふわっとしていてケチャップとマスタードがアクセントに!!
50℃洗いされた豚肉は旨味が凝縮されていることが解り、クリームの味がするマヨネーズにはこだわりを感じ取れると田中社長。(味覚はさすだ!) 具は普通の豚玉の倍も入っており、サイズも大きく重たいイメージがあるが、実は柔らかくあっさりしていて、また食べたくなる美味しさでした!


「広島にはお好み焼きミュージアムがあるけれども大阪には無い。 お好み焼き、たこ焼き発祥の大阪に、ミュージアムがないこと事態がおかしい。」 上方お好み焼たこ焼協同組合発足の切っ掛けとなったこのミュージアムのお話を現在、粉もんビルとして構想を進めておられると最後に教えてくださいました。 「粉もんの店は集まれば集まるほど人が寄ってくる。分散するのではなくたくさん集まってきて相乗効果が産まれる。」
By宮原理事長

大阪ぼてぢゅう    http://www.osaka-botejyu.com


復興支援 大船渡サンマまつり2014

今年も10月5日に本町の南御堂さんで開催される、三陸沖のさんまを振る舞うイベントに組合として参加いたします。 三陸沖から材料を仕入れ、売り上げを三陸沖漁協に全額寄付するというものです。組合のスタッフが力を合わせて、たこ焼きお好み焼きを焼きますので是非、食べに来てください!

次回は甲賀流・田中社長 ゆかりに行くです!!