トップページ > おこたこ特派員 第七弾
今回訪れたのは、たこ焼きの元祖として知られている会津屋さん。
たこ焼きの元となったラヂオ焼きを昭和8年から始められ、来年がたこ焼きを焼き始めてから80周年となる、
大阪の味を代表するたこ焼きの元祖会津屋さんだ。
今年の7月に40周年を迎えられた甲賀流の田中社長。その甲賀流の先代である田中社長のお父様(田中社長が当時5歳)がチャリンコ(自転車)でたこ焼きを何度か食べに来ていたらしく、たくさんの勉強をさせていただいていたと田中社長。会津屋さんのたこ焼きが甲賀流のルーツに深く関与していることは間違いなさそうだ。
ここで、たこ焼きの元となったラヂオ焼きが登場!当時はハイカラな食べ物として親しまれ、ハイカラな象徴のラジオにあやかってラジオ焼きと呼ばれるようになったそうで、
たこの代わりに肉やコンニャクが入っていて、和や土手煮を連想させる食べ物だ。
田中社長が「美味しい!」「食感もあって、肉の味がしっかりしてる。」「7年前より美味しくなってる!」と感動と驚きを隠せない様子。味覚や洞察力もそうだが7年前に食べたラヂオ焼きの味を覚えてる事が凄い!
遠藤社長のお話では、前のラヂオ焼きは肉のエキス(コーンビーフに近い)にコンニャクの食感だけだったそうで、日々の研究を少しずつ重ね、改良を加えて現在に至ると教えてくださいました。
次に玉子焼きが登場。「美味しい」と田中社長。「高価な醤油菓子にたこが入っている豪華なたこ焼き!」とコメントも流石だ!
聞き慣れない玉子焼きは、明石焼きの事らしく、明石の地元では明石焼きの事を玉子焼きの名で親しまれていると遠藤社長が教えてくれました。
その他にも、元祖たこ焼きなどを御馳走にあずかりどれも美味しく、そのまま食べるたこ焼きとして、素材本来の味わいを感じ取れました。
某デパートが主催する海外(マレーシア)での催事に参加されている会津屋さん。田中社長が海外の催事に参加する趣旨を訪ねてみた。
遠藤社長:「商売としては簡単ではなく日本で商売をする方が断然成り立つ。海外の出店は次の話で、関西の食べ物を日本の食べ物を海外の人達に知ってもらいたい。手軽に食べれるこの日本のたこ焼きを。」
By 遠藤社長